令和5年度最低賃金額 全国平均で初の1、000円超え(2023/9/1)
7月28日に開催された第67回中央最低賃金審議会において、令和5年度の地域別最低賃金改定の目安について次のように答申が取りまとめられました。
Aランク41円(6都府県)
Bランク40円(28道府県)
Cランク39円(13県)
Aランク | 埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、大阪 |
Bランク | 北海道、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、新潟、富山、石川、福井、山梨 長野、岐阜、静岡、三重、滋賀、京都、兵庫、奈良、和歌山、島根、岡山 広島、山口、徳島、香川、愛媛、福岡 |
Cランク | 青森、岩手、秋田、山形、鳥取、高知、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎 鹿児島、沖縄 |
引上げ額はこれまでで最も大きく、全国平均で時給1,002円と、初めて1,000円を超えました。
今後は、各地方最低賃金審議会で、この答申を参考にしつつ、地域における賃金実態調査や参考人の意見等も踏まえた調査審議の上、答申を行い、各都道府県労働局長が地域別最低賃金額を決定することとなります。
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